Microsoft、完全に再設計された新しい Windows 用 Outlook アプリを発表
Microsoft は何年にもわたって、Web、Windows、macOS 用の異なる Outlook クライアントを統合することを密かに計画してきました。現在、 Outlook Web Access の外観と操作性を再現した Windows ユーザー向けの新しい Outlook クライアントの導入により、その目標は達成に一歩近づいています。
新しいアプリは、Microsoft 365 の職場または学校のアカウントを持つ Office Insiders のベータ チャネルで利用できます。通常の Microsoft アカウントは現在サポートされていません。これは、数週間前に公開されたOutlook クライアントと同じバージョンのようです。
「One Outlook」または「Project Monarch」としても知られる統合 Outlook クライアントは、Mac ユーザーにとって特に歓迎される変更となるでしょう。Mac 版の Outlook は、Windows クライアントと比べて見た目が常に異なり、フル機能も劣っていますが、現在の状況はMicrosoft Entourage の古き悪しき時代に比べればはるかに優れています。
新しい Outlook アプリケーションは、現在の Outlook アプリケーションだけでなく、Windows に組み込まれているメール アプリケーションやカレンダー アプリケーションも置き換えると報告されています。これらのアプリは、再設計されたユーザー インターフェイスに合わせて Windows 11 のマイナー アップデートを受けていますが、それ以外の機能は近年あまり改善されていません。新しい Outlook アプリは Windows 10 と 11 で動作しますが、両方のオペレーティング システムのメール アプリとカレンダー アプリを置き換えるかどうかはわかりません。
新しい Outlook アプリケーションはまだ開発の初期段階にあるため、サポートされていない一般的な電子メール クライアント機能の長いリストがあります。まだサポートされていない進行中の機能および計画中の機能には、IMAP メール アカウント、@outlook.com アカウント、オフライン使用、複数アカウントの使用、Outlook PST データ ファイルの操作のサポートが含まれます。
One Outlook プロジェクトの詳細については、来週 5 月 24 ~ 26 日に開催されるMicrosoft Build 開発者カンファレンスで入手できます。
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